臨床心理学って何?
心に問題を抱えてしまった人のための心理学
臨床心理学って何?ということですが、臨床心理学について知るのであればまずは臨床心理士という資格について知っておくといいでしょう。臨床心理士の資格というのは、心に問題を抱えてしまった方へのケアをするための資格になります。言ってしまえば、心理カウンセラーを名乗るのにふさわしい資格なのです。
臨床心理士になるためにはさまざまな知識やスキルを身につけなければいけませんが、その中でもメインになってくるのが臨床心理学です。臨床心理学というのは、言ってしまえば臨床心理士の専門分野でもあるわけです。つまり、心に問題を抱えてしまった方のケアをするにあたって必要な心理学ということになります。
臨床心理学というのは、心に問題を抱えてしまった方をケアして、健康な状態に回復させるための学問なのです。ただ、心の問題というのは非常に複雑です。そのため、さまざまな知識やスキルが求められますし、「ここまで勉強したからOK」という上限があるわけでもありません。勉強し続けていくことが求められる心理学なのです。
心に問題を抱えないための心理学でもある
先では臨床心理学というのは、心に問題を抱えてしまった方をケアして、健康な状態に回復させるためのものであるというお話をしました。しかしながら、臨床心理学というのは何もそれだけのためのものではありません。というのも、心に問題を抱えないための心理学でもあるのです。要は、予防的な意味合いもあるということです。
というのも、今すべての方が心に問題を抱えているというわけではありません。心に問題を抱えている方もいれば、今はその心配がまったくない方もいますし、今後心に問題を抱えてしまう可能性の高い方もいるわけです。今は心に問題を抱えていなくとも、将来的に心に問題を抱えてしまう可能性というのは誰にだってあるものです。
そういった方が心に問題を抱えることなく、健康的な精神状態で生きていけるようにしていくのも臨床心理学の役割なのです。ざっくりと言ってしまえば、今抱えている心の問題の解決、今後心の問題を抱えないようにしていくための予防が臨床心理学における大きな役割ということになります。ストレス社会と呼ばれるような今の時代だからこそ、この臨床心理学の存在というのは非常に意味があるものですし、これから先でも必要とされるものでもあるのです。
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