認知療法って何?

 歪んだ認知に気付き、それを変えていく

 

認知療法って何?ということですが、認知療法というのは自分の中の歪んだ認知に気付き、それを変えていくというものです。人生の中ではさまざまな出来事や物事に遭遇するものです。そして、そういった出来事や物事に対して、人はそれぞれ違った認知というものをしていくことになります。

 

例えば、お財布の中に500円入っていたとします。この状態に対して「まだ500円も残ってる!ラッキー!」と考える方もいれば、逆に「もう500円しかない・・・どうしよう・・・」と考える方もいます。お財布に500円があるという状態は変わらないのに、それに対する認知というのは人によって大きく違ってくるのです。

 

認知が違うのは当たり前なのですが、この認知があまりにも歪んでいるとそれによって心の問題が引き起こされてしまうこともあります。その場合には、自分の中の歪んだ認知というものに気付き、それを変えていくことによって認知の歪みから来る心の問題を解決していくことができるのです。これが認知療法の基本的な流れになります。

 

 特に現代人は認知の歪みが起こりやすい

 

基本的に人間というのは、自分の認知が正しいものと思い込んでしまうものです。だからこそ、認知に歪みが起こっていてもなかなか気づくことができないのです。認知の歪みを指摘されても、最初はなかなか受け入れることができないでしょう。歪んでいる認知こそ正しく、それが正義だと思い込んでしまっているのです。

 

特に、現代人においてはこの認知の歪みというものが起こりやすい傾向にあります。その時代その時代で人の性質というのは変わっていくものですが、最近では白黒ハッキリさせたいという方が多くなっています。そのため、「正しいのか間違っているのか」「良いのか悪いのか」「正義なのか悪なのか」といった両極端な考え方が横行しているのです。

 

出来事や物事に対して、白黒ハッキリつけるというのは確かに気分がいいことでしょう。しかしながら、色にもグレーがあるようにいわゆるグレーゾーンというものも存在します。ハッキリさせることのできない曖昧な部分もあるのが世の中なのです。歪んだ認知や極端な認知になりやすい傾向のある現代人だからこそ、こういった認知療法というものが必要とされているのかもしれません。改めて、自分の考え方や認知について見直してみるのもいいのではないでしょうか。

 

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