内観療法って何?

 文字通り静かな空間で内観をしていく

 

内観療法って何?ということですが、その名前の通り、内観療法というのは静かな空間で内観をしていくという心理療法になります。最近ではスピリチュアルブームの中で内観についてもよく取り上げられるようになっています。そのため、内観についてはご存知の方も多いのではないでしょうか。しかしながら、内観療法はそのイメージとはやや違ったものになります。

 

というのも、一般的な内観療法では日常的な刺激を遮断した本当に静かな空間の中で長時間の内観をしていくのです。1日になんと15時間という長い時間をかけて内観していくことになります。おそらく内観療法と聞いたときに、ほとんどの方が1時間や2時間ほどの内観を想定していたのではないでしょうか。

 

一種の修行のように思えるかもしれませんが、まさにこの内観療法というのは日本にあった修行から派生したものです。日本で誕生した日本という国に合った心理療法といえるでしょう。初めて経験する方にとってはかなりハードな心理療法になるでしょうが、その分、心理療法としての効果というのは期待できるものです。

 

 自分のこれまでを振り返っていく

 

内観療法では、自分のこれまでを振り返っていくことになります。仮に10代のお子さんが内観療法をするにしても、自分の人生のこれまでを振り返るにはかなりの時間がかかります。だからこそ、1日に長い時間をかけて内観をおこなっていく必要があるのです。逆にいえば、時間が必要になる心理療法なのです。

 

しかしながら、ただ自分のこれまでを振り返っていくだけではありません。これまでの人生の中で自分が誰かにしてもらったこと、自分が誰かにしてあげたこと、周りに迷惑をかけたことなどを思い出していくのです。実際にやってみるとおわかりになるでしょうが、これは思っている以上につらい作業になります。人によっては途中で泣いてしまうこともあるでしょう。

 

これまでの自分を振り返っていくことによって、改めて自分と向き合うことができます。そうすると、心に抱えていた問題とも素直に向き合うことができますし、それによって問題が解決することもあるのです。かなりハードな心理療法ではありますが、だからこそ心の深い部分までしっかりとアプローチしていくことができるのです。症状によっては日記形式での内観療法など軽いものから始めることもありますので、1日に15時間は必須ではありません。

 

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