EAPメンタルヘルスカウンセラーの評判は?メンタルケア心理士との違い

EAPメンタルヘルスカウンセラーの評判は?メンタルケア心理士との違い

EAPメンタルヘルスカウンセラー

 

EAP [イーエーピー]. Employee Assistance Programの頭文字を取ったもので、「働く人のメンタルヘルスケア」の支援プログラムのことです。

 

EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格所有者は、各企業をはじめとする様々な職場において、精神的に不調を感じている従業員をサポートしたり、不調を早期に発見して深刻な状況に陥るのを防いだり、職場復帰のお手伝いをしたりすることができます。

 

資格名 EAPメンタルヘルスカウンセラー
認定団体 特定非営利活動法人(NPO法人)EAPメンタルヘルスカウンセリング協会
資格の取り方

・通学講座(※3〜6ヶ月間)

・講座終了で「カリキュラム修了証」を取得

・認定試験

・試験合格

・EMCA協会への入会

・EMCA会員証(兼EAPメンタルヘルスカウンセラー資格認定)の交付
資格の有効期間は5年間(※更新が必要)

 

※更新制のため、資格者の質が常に保たれています。

資格講座の概要

・受講料 378,000円
・教材、実習費用 20,000円
・受験料 学科15,000円、実技20,000円

 

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EAPメンタルケアカウンセラー

 

EAPメンタルヘルスカウンセラーの評価・解説

社会から切望されている資格

 

企業にはうつ病などの心の病を患う人が数多く急増し、心の病による休職者は後を絶たないそうです。

 

心の病をきっかけに毎年3万人もの方が自殺に追い込まれており、そのような社会背景から、EAP、心理・メンタルヘルスケアの専門知識と実践力を併せ持つ人材が求められていますが、まだまだ人材不足なのが現状です。

 

EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格は、2013年8月に設立されたEMCA EAPメンタルヘルスカウンセリング協会が認定する、比較的新しい資格です。

 

今なら一次試験(学科・論述)が免除

EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格は、2013年にアメリカで生まれた新しい資格です。

 

そのため、2017年までの5年間については、EMCA認定校の指定コース修了生は、一次試験(学科試験)が免除されるそうです。そういう意味では、早めに行動したほうが有利といえるかもしれません。

 

活躍の場が広範囲

EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格は、企業や組織で働く人たちの心の不調を対象とする資格です。

 

企業や組織は全国に無数にあるため、やる気次第では非常に幅広い場で活躍することができます。

 

EAPメンタルヘルスカウンセラーの口コミ・評判

 

結婚を機に退職したのですが、高校時代に人間関係で悩んだり、サービス残業や休日出勤、ノルマなどの過酷な労働環境で苦労した経験から、自分の体験を活かし、人の悩みを手助けする仕事に就きたいと思ってました。(略)

卒業後は、IT企業の人事部へ就職。社員を対象にメンタルヘルスに関するセミナーを定期的に開催するなど、EAPの普及に取り組んでいます。EAPを仕事にしたことで、現代社会におけるEAPの役割はますます大きくなると実感しています。

 

◆引用元: リカレント メンタルヘルススクール「卒業生の声」

 

メンタルケア心理士とEAPメンタルヘルスカウンセラーは受験資格が違う

メンタルケア心理士とEAPメンタルヘルスカウンセラーの違いということですが、まず違いとして挙げられるのが受験資格です。

 

受験資格というのは、言ってしまえば試験を受ける前にクリアすべき最初のハードルになります。

 

受験資格のハードルの高さは、その資格の難易度に関係してくるといっていいでしょう。

 

まず、メンタルケア心理士の受験資格についてです。メンタルケア学術学会指定教育機関においてメンタルケア心理士講座の受講修了をしていること、認定心理士の資格を保有していること、産業カウンセラー初級の資格を保有していること、文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科を卒業していることが挙げられます。この4つの内ひとつでもクリアしていれば、OKです。

 

 

一方で、EAPメンタルヘルスカウンセラーの受験資格は、出願日の時点で21歳以上であること、eMCカリキュラムを修了して3年以内であることのみとなります。受験資格としてのハードルの高さは、やはりメンタルケア心理士のほうが上なのではないでしょうか。

 

メンタルケア心理士とEAPメンタルヘルスカウンセラーは扱う分野が違う

メンタルケア心理士とEAPメンタルヘルスカウンセラーでは、扱う分野も異なってきます。というのも、EAPメンタルヘルスカウンセラーのEAPというのはEmployee Assistance Programの略で従業員支援プログラムという意味を持っています。つまり、働く人の心の支援をするのがEAPメンタルヘルスカウンセラーなのです。

 

一方で、メンタルケア心理士の場合には、働く人に限らずいろいろな人の心の支援をしていくことになります。社会人はもちろん、学生さんの心の支援もしますし、主婦の方の心も支援だってしていくのです。EAPメンタルヘルスカウンセラーが働く人に特化した心の支援をするのに対して、メンタルケア心理士はより幅広い層で心の支援をしていくのです。

 

「大は小を兼ねる」という表現がありますが、EAPメンタルヘルスカウンセラーの扱う分野もメンタルケア心理士がしっかりとカバーしているという印象です。もちろん、EAPメンタルヘルスカウンセラーにはEAPメンタルヘルスカウンセラーの魅力がありますが、より幅広い支援ということを考えるとメンタルケア心理士のほうが有利でしょう。

 

 

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